18ホール、7,102ヤードからなるコースのレイアウトは、高台のティーグラウンド、うねったフェアウェイ、そして大小様々の池に区切られており、またゆとりのある大きなグリーンは、段差とアンジュレーションを持ち合わせている設計となっている。
ほとんどのホールが池に絡んでおり、その合間の狭まれたフェアウェイ、さらに砲台のグリーンにより正確なショットが要求されるため、一般ゴルファーにはかなりの勇気が必要とされる。
レイクウッドリンクスは、ユニークな2つの名物ホール(アイランドグリーン)があり、そのひとつは“Crab(カニ)”と称される8番(147ヤード・パー3)、もうひとつは“Starfish(ヒトデ)”称される16番(150ヤード・パー3)である。
8番のグリーン周辺は、正面に甲羅、左右にハサミの形状のバンカーがあり、まさしくカニであり、また16番のグリーン周辺は5本の手を持ち合わすヒトデに似せた形状にされている。
8番においては、いつもお腹を空かしているカニがいること意識しておかないと、軽率なショットではそのハサミでキャッチされることになる。
16番も同様で、注意を怠っているとその放たれたボールは貪欲なヒトデによってきっとぺろりと食べられるしまうこことなる。
これらのグリーンは大きな池の中央に並んで配置されており、そこへは木の橋が架けられている。 水に囲われ、砂に模られたこのグリーンはまるで彫刻をされたようにも見える。
また、一風変わった特徴のこれら2ホールのティーグラウンド(ブラックティー)は共有されている。
“シー・クリエイチャー(海の生物)”グリーンがあることで、このリンクスコースが海に繋がっているかのようにも創造させる。
海の生物のような形状のグリーン、2ホールが共有されたティーグラウンド、これらのコンビネーションを持ち合わせたゴルフ場は、タイだけでなく、世界中のどこにも存在しない.....ここレイクウッドリンクス以外には。